さて、連休ももう今日でおわりですね。
私が予備校に通っているときにお世話になっていた
永田達三先生という人が実は前年度で引退してしまったとのことで
衝撃をうけました。
なので、ちょっと大学受験時代を振り返ってみようと思います。
この先生は独特な用語(タリラリランやパンパカパン、チロリロリンなどなど)を
用いる先生で、永田先生の講座を受講している
生徒は永田教の信者とさえも言われたくらいです笑
さて、私もそんな永田教の熱心な信者だったわけで
というか永田先生の講座を6つくらい受講してたくらい
もうそれはそれは熱心でした。模試で長文を
読むときは彼が私の頭の中で解説してくれてるかの
どとくすらすら読解できてましたし。
彼の解説のマネさえもできました。
そのおかげもあって受験時代は英語が得意でした。
まー、リスニングに関しては今のほうが上だとは思いますが。
それ以外に関しては悲しいかな、一般の人同様
受験時がピークなのです。
永田先生の代表的な用語をちょっと解説してみようと思います。
まあタリラリランとパンパカパンはよくあるやつで
一般論と筆者の主張の対比です。
タリラリランが一般論でパンパカパンが筆者の主張。
もう4年は昔のことなのでかなり忘れかけてますけど
一般論はどうでもいいから、ばかばんにでてくる
バカボンのパパだったかほうきもってそうじしてる人だかが
言う感じで「タリラリラン~」ってアホ面かかげてもいいよってところで
筆者の主張が大事であるわけだから
「パンパカパーン」って音ってか効果音なわけです。
タリラリランとパンパカパンを二つまとめてタリパンとか言ったりもします。
具体的な例を用いると
「みんなは彼女のことをぶさいくだと言うけれども、but 私は
彼女がとてもかわいく見える」
前半がタリラリランで後半がパンパカパンです。
ちなみにこの具体例は予備校のときに
タリパンがでてきてわからなかった
私に永田教出身のチューターの方が
教えてくれた具体例です。
彼はたしか大学1年にしてTOEIC900点を達成
したらしいです、今考えるととてもすごいです。
とてもお世話になったのでもしこのブログ見てたらコメントなどくれるとうれしいです。
「東大受験、永田先生、中央、東進でチューター」
上のキーワードにピンとくるあなた、まさにそうです。
そしてチロリロリンの説明もしますと(なぜか今度は英文つき)
「I think that history is a kind of research or inquiry.」
の文と言うと「I think that」の部分で大事なのはthat節以降にあるから
I think that は大事だぞ!気づいて!って意味で鈴がチロリロリンと
なっている様なのです。まーI think that 以外にもチロリロリンとなる
目印はたくさんあるわけですが。
分類としてはチロリロリンの中にタリラリランとパンパカパンがあるわけです。
こんなかんじで独特の用語を用いたりしてました。
もっとも、驚くべきなのは長文読解なんて高級なものはできなくても
英文解釈さえできればたいていの大学(たしか東大京大以外とか
それくらいたいていのたいていの大学)の英語では合格点が楽に
とれると言ってたことです。ま、実際はどうなのかわかりませんが
彼の頭のなかではそういう認識だったようです。
あと、今でも私が用いてるものと言えば構文をとるときのカッコですね。
名詞節には<>
副詞節には( )
形容詞ってか節?には[ ]でくくるのです。
これは、今現在教科書や論文を読むときに
たとえ英語の構造が受験英語と比べ
簡単であるといえども、ときたまやっかいな構造の
英文がでてきたときには構文をとるのに役立てています。
今思うと受験英語っていったいなんだったんだろうなんて
思うくらい難しかったですね。ふと今の自分の英語の実力を
受験英語のものさしではかるべく模試なんてうけてみようかなぁとか
思ってしまいました。
彼の授業で学んだ細かいテクニックなどは
悲しいかな、すでに忘れ去ってしまいましたが
彼の授業で学んだことが
私の英語の根本となっていることは
確かなのでとても感謝しているのです。
ということで永田先生forever!